花もち作り(きりん組)

▷12月13日(水)5歳児きりん組が花もち作りに参加しました。

　『花もち』とは、飛騨地方に古くから伝わる年の瀬の風物詩です。雪が深い地域では、正月を彩る花もなく、子ども達を喜ばせるために先人達が考えだしたものと言われています💡
　木の枝に紅白のもちを巻きつけて、花のように加工して作ります。

　日野保育園でも、明るく正月を迎えられるように花もち作りをしました😊

　今年も、日赤奉仕団のみなさま、日野清流クラブのみなさまをお招きして、一緒に花もち作りをしました！

　子ども達は前日から準備が始まりましたよ。

　カップに粘土を詰めておもりにし、

　枝を3本さしました。

　「明日楽しみ〜！」と期待が高まった子ども達です😊

　そして当日、朝早くからもちを切るお手伝いに来てくださいました。ありがとうございます！

　給食先生がついてくれたもちを、子ども達がつけやすいように小さく切りました✂️

　始めに園長から子ども達に、『花もち』の由来について話しました。
　どの子も興味を持って、真剣に聞いていましたよ😌

　次に、一緒に作ってくれる方と自己紹介をします。

　少し恥ずかしがっている子もいましたが、名前や年齢を言うことができました✨

　次に作り方を話しました。

　1番最初に枝の先にもちをつけることを知らせました。「どうしてだと思う？」と聞くと、「危ないから！」「目に刺さるから」と答えてくれました。みんな大正解🙆🏻‍♀️

　さあ、いよいよ作ります。

　さっきの話をよく聞いていてくれて、最初に枝の先にもちをつけることができました！

　もちが少し乾いてしまいくっつきづらく、力いっぱいぎゅっぎゅと頑張っていました😂

　地域の方が、倒れないようにカップを支えてもらったり、固いもちをつけるのを手伝ってくれたりしました。

　紅と白を交互につける子や同じ色を連続してつける子もいました！

　中には、「モチモチの木みたい！」と話す子も・・・💡実は、前日の遅番の時間に『モチモチの木』という紙芝居を読みました！

　地域の方と楽しく会話しながら、とっても可愛い花もちが完成しましたよ😊

　仲良くなった記念に、グループで一緒に「はいっ、チーズ」📷

　今日来てくださったお礼に、感謝の気持ちを込めて歌のプレゼントをしました。
　♪「たきび」「もちつき」元気いっぱい歌ってくれた子ども達です。

　たくさんの拍手をいただきました👏🏻

　最後に園長から、花もちを作るのにはたくさんの人が関わってくれていることを教えてもらいました。

　もち米を作った農家の方、もちをついてくれた給食先生、枝を切りに行った保育者、もちを小さく切ってくださった地域の方々・・・数え切れないくらいたくさんの人が関わっていますね😌

　ウンウンと頷きながら、真剣に聞いてくれた子ども達です。

　地域の方ともすっかり仲良くなって、お別れの時には「バイバイまた来てね〜」と手を振ったり、グータッチしたりする姿が見られました🤣

　みんなのおかげで日野保育園も明るい正月が迎えられそうです🎍ありがとう！

　今日の『花もち作り』は正月の準備ですが、その前に子ども達にとって楽しみで仕方ないクリスマスがありますね🎄

　クリスマスもみんなで楽しんでいきたいと思います！！