投稿日:2022.07.22 最終更新日:2022.07.22
食育活動
突然ですが、みなさんは『とうがん』って知っていますか?
漢字で『冬瓜』と書きます。『冬』という文字がありますが、夏が旬のウリ科の野菜です。
中身のほとんどが水分でできていて、夏に収穫し冬まで貯蔵できることから『冬瓜』という名前が付きました。
↓こんな野菜です。なんと、5.3キロもあります!
7月20日(水)きりん、こじか組が夏野菜の『とうがん』の観察をしました。
とうがんを見た子ども達は、「スイカ・・・?」と目を丸くしていました。
「中は何色だと思う?」と聞かれると「黄色だと思う!」「スイカみたいだから、赤?」と予想し、給食先生が包丁で半分に切るところをドキドキしながら見ていました。
パカッと断面を見せてもらうと、「中は白なのか~!」「種は黄色だぁ」「メロンみたい!」と驚きの表情でしたよ。
同じウリ科のきゅうりも縦半分に切って、順番に近くで観察しました。きゅうりととうがんは種の入り方がよく似ています。
「種が並んでる!」「たまごみたいな形~」「これは種のお部屋かな?」など、たくさんの発見をしていました。
匂いをかいでみる子もいましたよ。
「どんな味がすると思う?」と聞くと、「メロンみたいかな~?」「甘いんじゃない?」と翌日の給食を楽しみにしていた子ども達です。
7月21日(木)の給食にとうがんが出ました。
メニューは『とうがんのカレー汁』夏にぴったりのメニューです!
きりん組の当番の子が朝給食室に行った時に、「今日はとうがんだよ~」と給食先生にとうがんを見せてもらうと、「とうがんの種ください」と行く言葉に給食室はびっくり。「種を植えてみたい!」とリクエストしたようで袋に入れてもらい、嬉しそうに部屋に戻ってきました。
担任の先生と相談して、園の畑に植えることに決まりました。芽が出るかな?実がなるかな?楽しみですね!
給食の時間「とうがんどう~?」と尋ねると、「大根みたい!」と返事が返ってきました。
「大根より柔らかくて、フワフワしてる・・・」と食感に気付く子もいましたよ。
様々な食材を近くで見たり触れたりすることで、食べ物の大切さに気付き、みんなが「楽しく食べる子」になってほしいと願っています。