投稿日:2024.09.01 最終更新日:2024.09.01
8/26(月)、「冬瓜」って、どんな野菜?
今年の夏は園で育てている野菜にとってもとても厳しい暑さでした。
それでもきりん組さんが水やりをしながら大切に育てた甲斐があって、
ピーマン、ナス、キュウリにトマト、そしてオクラと全園児におすそ分けが
できるくらいたくさんの野菜が実りました。そんな野菜の仲間の「冬瓜」について
お話をしました。「これなぁんだ?」と見せると、子ども達は目をまん丸くして
「すいか!」、「わかんない???…」、これは「とうがん」という野菜の仲間です。
「とうがんの仲間はなんだ?」と聞くと、「キュウリ」「スイカ」「メロン」…と、想像力を膨らませて
答えてくれました。「重いけど、持ってみる?」と聞くと、一斉に「持ってみたい!」
落とさないようにそっと抱きかかえて、順番に回していきます。子ども達は興味津々です。
「それではクイズを出します。第一問 冬瓜の中は何色?」、「緑」「黄色」「白」「赤」と口々に答えます。
「それじゃあ、切ってみようか、目をつぶって待ってて」
包丁でザクッと真っ二つ、パカッと切れたとうがんは「わあ~!白だったあ!」「キュウリみたいに種があるよ」
それでは第二問、「とうがんは水に浮かぶか、沈むか、どっちだと思う?」「浮く浮く」、「大きいから沈む」
実験してみよう。たらいにたっぷり入れた水にそっととうがんを入れました。すると「プカプカ…」
ツンツン、ツンツン、確かにプカプカ浮かんでいます。「重いけど、みんなの体もプールで浮かんでいたからね」
「このとうがんは明日の給食で『とうがんのカレー汁』として作ってもらいます。「楽しみ、食べてみたい!」
そして翌日、とうがんのカレー汁のできあがりです。
「柔らかくておいしい!」「ダイコンみたい!」、「トロトロでおいしい!」、
いろいろな感想を話しながらおいしくいただきました。
大きくてもプカプカ浮かぶ不思議な野菜、「冬瓜」のお話でした。冬瓜は「冬の瓜」と書きますが、立派な夏野菜、
カリウムやビタミンがたっぷり、消化がよく、しかも低カロリー、保存次第では冬まで長持ち、
丸々一個の冬瓜はスーパーでもなかなか見られません。